転職を成功させるには
現在エンジニアの劣悪な職場環境は、企業でも問題視されており、各企業少しずつその改善に着手しています。エンジニアが作ったベンチャー企業では、コミュニケーションエリアを重視して設計したり、個人のデスクは広く、また営業の声がエンジニアにきちんと届くよう壁をなくしたりと、オフィス環境を改善することでメンタルな面を守ろうという動きが活発化しています。
また、大手企業では、在宅勤務制度や短時間勤務制度、ホームタウン制度を取り入れることで、勤務体系を見直し、超過労働による不合理化を防ごうとしています。方法は違うにせよ、エンジニアの心身共に働きやすい環境を作ることで、よりよい技術を提供してもらおうとしています。やはり働く立場としても働きやすい環境に席を置いたほうが、例え多少の給料ダウンがあったとしても長期的に見れば自分にプラスとなるはずです。それでは実際に転職に成功した事例をご紹介しましょう。
Cさんは、転職前は10時出社で22時退社というのがいい方でした。泊まり込みし、寝袋で仮眠という日も多々あり、仕事以外の時間は全くなく、やっとの休日は体力温存の為に24時間睡眠というのが当たり前の生活でした。とうとう自律神経失調症になり、転職を決意。転職後は、残業はほとんどなく、半年先までスケジュールがわかっている為、落ち着いて仕事を進められるし、勤務時間中に勉強時間を取れるそうです。そのお陰で、心理学の本なども読めるようになり、商談で有利に話を進められるとのことでした。
また、Dさんは、ソフトウェアのリリース前2〜3ヵ月は毎日真夜中に帰宅し、朝5時に起床する為、睡眠不足で真っ直ぐ歩けなかったようです。余暇時間は全くなく、ストレスで10キロ太ってしまい、転職を決意。面接で残業がないことを確認して入社し、転職後は計画的に時間を管理し、マイペースで仕事に励んでいるそうです。今は余暇時間を遣って資格の勉強に励んでいるようで、とても充実しているとのことでした。
初めの方にも書きましたが、エンジニアで転職を考える人は多くいますが、その割に実際に転職する人は多くはありません。そして転職しても全員が満足しているとは限りません。それはまだまだこの業界の3Kという状態が根強く残っているからだと言えます。
しかし、改善しようと努力している企業も多くあり、そこで生き生き働いているエンジニアがいるのも確かです。しかし、労働時間が長いからといってそのエンジニアが不満なのか、他の企業に行きたいのか、といえばそうではありません。その人それぞれに合った働き方というのがあって、合う環境も様々です。実際色々調べていくと、@とう意見が良いというエンジニアもいれば、それはどうかと思うというエンジニアもいました。
まずは将来設計をたててみてください。自分はとにかく働いて技術を磨いて暮らしたいのか、資格の勉強をする時間がほしいのか、余暇を楽しみたいのか、何に重きを置いていきたいのかを考え、スペシャリストになりたいのかゼネラリストになりたいのか、ならどんな働き方が合っているのか、自己分析してみてください。そして他人のアドバイスを受けるのもいいのではないでしょうか。スタッフサービス(https://www.staffservice-engineering.jp/promo/index.html)をご紹介しておきます。一度相談してみると答えがでるかもしれません。忙しい人の為にメールでの相談も受け付けています。是非活用してみてください。週労働時間が25時間減れば、年間で約2ヵ月も得します。健康的に仕事をし、人生を楽しんでください!